誤嚥性肺炎とは (1)
カテゴリ: ブログ
公開日:2019年08月05日(月)
肺炎は老人の友という言葉もあるほど、高齢者には密接に関係した病気で、肺炎で命を落とした高齢者(75歳以上)の7割以上が誤嚥が関係した肺炎になっています。
誤嚥という言葉に聞きなれない方も多いでしょう。
誤嚥とは飲食物や唾液などが誤って気管に入ってしまう事を言います。
喉頭を通って気管から肺に飲食物や唾液、胃液などが入ると、誤嚥性肺炎になるのです。
では、なぜ誤嚥しやすくなるのでしょう?
それは加齢とともに飲み込む力が衰え、食道を通るべき飲食物や唾液などが、呼吸で空気を出し入れするための気管に、誤って入りやすくなるためです。
肺炎は喫煙や空気汚染が原因だと思われがちですが、実はこの誤嚥が我々を脅かす肺炎の正体です。
そんな恐ろしい誤嚥性肺炎ですが努力で予防出来る肺炎でもあります。
その最大のポイントは喉の筋力を鍛えることです。
喉の筋力と誤嚥性肺炎が一体どのように関係するのか、次回ブログで更新致します。
当院、訪問歯科では歯科衛生士による、口腔体操、口腔マッサージの指導。
また、在宅での嚥下内視鏡を使用しての検査、嚥下機能評価リハビリテーションの出来る
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