年末年始の休診のお知らせ
年内は12月29日(火曜日)12時までの診療となります。
年始は1月4日(月曜日)からとなりますが、
12時までの診療となります。
1月5日から通常通りの診療時間となります。
夏季休診のお知らせ
ご迷惑をおかけしますが、8月13日(木)から16日(日)
まで夏休みの為、休診となります。
なお、8月17日より通常通りの診療となります。
西川クリニック歯科室
診療時間について
令和2年7月6日より診療時間を月曜日と金曜日は18時30分まで、
通常より30分短縮となります。
なお、火曜日、水曜日、木曜日は18時まで、土曜日17時までの
通常通りの診療時間となります。
お手数おかけしますが、よろしくお願い致します。
西川クリニック歯科室
診療時間の変更について
4月8日より当面の間、歯科・内科の平日午後の受付は
17時で終了とさせて頂きます。
なお、歯科の土曜日の診療時間は平常通り17時までとなります。
ご不便をおかけしますがご協力・ご理解の程よろしくお願い致します。
西川クリニック 歯科室
のどの筋力を鍛える
誤嚥性肺炎にならない為にはのどの筋力を鍛える事が大事。
その前に、簡単に出来る飲み込み力チェック方法です。
① 食事中にムセたり咳込んだりすることが多い。
② 口数が少ない。
③ 以前よりも食事時間が長くなった。
④ 錠剤が飲みにくい。
⑤ 固形物に比べて液体の方が飲みにくい。
⑥ 手で触ってみる、のど仏の位置が首の真ん中より低い。
⑦ 日常的に運動をすることが難しい。
いくつ当てはまったでしょうか?
この中で3つ以上当てはまった方は飲み込み力が落ちているかもしれません。
飲み込む力は40代から緩やかに衰えだします。なので「飲み込む力が弱くなった」と自覚する人はほとんどいません。
だからこそ、自分の飲み込む力を確認してみましょう。
のどの筋力を鍛えると言っても難しいことはありません。
特におすすめなのが
①おしゃべり
②笑うこと
③カラオケ
この3つはどれも大きな声を出す為、のどの筋肉に程よい負荷をかけられます。
声を出す筋肉は、嚥下とほぼ同じ筋肉を使うのです。大きな声で歌ったり喋ったりしているとのど仏が盛んに上下することからもわかるでしょう。
普段からしっかり声を出す事を心がけているとそのまま飲み込みのトレーニングに繋がるのです。
その他にも
深呼吸、口、頬、肩、首の体操、発音の練習や咳ばらいのトレーニング等をしていく事によって
飲み込む力を改善していく、もしくはこれ以上落とさない事が可能になります。
当院、訪問歯科では歯科衛生士による、口腔体操、口腔マッサージの指導。
また、在宅での嚥下内視鏡を使用しての検査、嚥下機能評価リハビリテーションの出来る
医療機関の紹介もおこなっております。
お気軽にお問合せください。
年末年始の休診のお知らせ
年内は12月28日(土)の12時までの診療となります。
また、年始は1月4日(土)より、この日も12時までの診療となります。
なお、1月6日(月)より通常通りの診療となります。
誤嚥性肺炎とは (2)
前回の続き、誤嚥性肺炎は喉の筋力を鍛える事で予防出来る肺炎でもある。についてです。
喉の筋力と誤嚥性肺炎がどう関係するのでしょうか。
飲み込むという行動は反射運動として無意識のうちに行われます。
私たちの喉には食道と気管の入り口が前後に並んでいます。
普段は気管で呼吸をしながら食べ物を食べたり飲み物を飲んだときにだけ喉頭蓋(こうとうがい)という
フタがパタンと気管を閉じる仕組みになっています。
その間、わずか0.5~0.8秒です。
こうして一瞬のうちに喉で空気と飲食物の仕分けが行われます。
喉頭蓋が閉じるには喉の喉頭という場所が瞬間的にせり上がらなければならず
その喉頭を引っ張り上げるのがのど仏を吊り下げている筋肉です。
このように食べ物を正しく飲み込むには喉の気管同士の絶妙な連係プレーが不可欠です。
しかし加齢とともに喉の筋肉が衰えたり喉を動かす神経の働きが鈍ったりして
この連携プレーにズレが生じて飲み込みが上手く行かなくなります。
すると飲食物や唾液などが誤って気管に入ることが増えます。 こうして「誤嚥」が起こりやすくなるのです。
それでも喉の筋力が健在なら咳をしたり、むせたりして誤って入った飲食物を気管から出すことが出来ます。
しかし筋力が衰えて咳やむせが出来なくなってくると誤嚥した飲食物や唾液などが気管に残り肺に入ってきます。
また、喉の付近に麻痺があったり神経の働きが弱くなったりすると誤嚥のリスクが高まります。
こうなると、免疫力が低下した高齢者や病人は、「誤嚥性肺炎」になってしまいます。
では具体的にどのように喉を鍛えればよいのでしょうか、次回ブログで更新致します。
誤嚥性肺炎とは (1)
肺炎は老人の友という言葉もあるほど、高齢者には密接に関係した病気で、肺炎で命を落とした高齢者(75歳以上)の7割以上が誤嚥が関係した肺炎になっています。
誤嚥という言葉に聞きなれない方も多いでしょう。
誤嚥とは飲食物や唾液などが誤って気管に入ってしまう事を言います。
喉頭を通って気管から肺に飲食物や唾液、胃液などが入ると、誤嚥性肺炎になるのです。
では、なぜ誤嚥しやすくなるのでしょう?
それは加齢とともに飲み込む力が衰え、食道を通るべき飲食物や唾液などが、呼吸で空気を出し入れするための気管に、誤って入りやすくなるためです。
肺炎は喫煙や空気汚染が原因だと思われがちですが、実はこの誤嚥が我々を脅かす肺炎の正体です。
そんな恐ろしい誤嚥性肺炎ですが努力で予防出来る肺炎でもあります。
その最大のポイントは喉の筋力を鍛えることです。
喉の筋力と誤嚥性肺炎が一体どのように関係するのか、次回ブログで更新致します。
当院、訪問歯科では歯科衛生士による、口腔体操、口腔マッサージの指導。
また、在宅での嚥下内視鏡を使用しての検査、嚥下機能評価リハビリテーションの出来る
医療機関の紹介も行っております。
お気軽にお問合せください。
子供の矯正治療時期について
下顎前突(受け口)や、程度の重い上顎前突上(出っ歯)など、咬み合わせに大きな問題のある場合は、上下の前歯が生え換わる少し前から、生えそろう頃に矯正治療を始めるのがいいとされています。
年齢的には年長もしくは小学生1~3年生くらいになります。
この時期は上顎の骨と骨の縫合がゆるく、顎の骨の成長のコントロールが可能で、適切な矯正治療が行われると、 骨格や咬み合わせの大きな問題を治すことができます。
その他の咬み合わせの問題、中程度以下の上顎前突や、軽い叢生(でこぼこ)や、顎の偏位や、前歯の部分的なクロスバイト(上下反対の状態)などは、もう少し後の小学生3~4年生ごろが矯正治療開始に適した時期です。
この時期の矯正も咬み合わせの問題を治すことが目的で、そこで治療が終了することもありますが、歯並びの問題が残った場合は後に全体のワイヤーの治療を行います。
子供の矯正が適切に行われると、将来全体のワイヤーの治療が必要になったとしても、治療の難易度が低くなるため治療を早く終わらせたり、抜歯を避けられたり、抜歯の本数を減らしたりできます。
また、顎の適切な成長のコントロールができ、口元の状態や顔立ちが良くなることもあります。
このように咬み合わせや歯並びの状態によって、治療の開始のベストタイミングが違うので、お子さんの歯並びやかみ合わせで気になることがあれば、かかりつけの歯科医師や矯正科医に相談するのをお勧めします。