有病者歯科
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- STEP 1お薬手帳・基礎疾患情報の確認
- 初診時、あるいは持病やお薬に変更があった際には、必ず「お薬手帳」や「健康診断の血液検査結果」などをご持参ください。現在どのような病気で治療中か、どこの医療機関に通院されているかを問診票にご記入いただき、お薬の成分を一つひとつ細かく確認します。
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- STEP 2医科への照会(対診)・1階内科との連携
- 治療計画(特に抜歯や歯周外科治療など)を立てるにあたり、必要に応じて当ビル1階の西川クリニック(内科)の医師、あるいは患者様のかかりつけ医の先生へ、現在の病状の安定度や処置の安全性、薬の調整に関する相談(情報提供の要請)を行います。
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- STEP 3痛みに配慮したソフトな初期治療
- まずは、出血や心臓への負担を伴わない範囲での処置(口腔内のクリーニングや、痛みのない軽度な虫歯の処置)から始めます。歯科治療に体を少しずつ慣らしていただき、緊張を取り除きます。
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- STEP 4モニター監視下での確実な外科処置・高度治療
- 抜歯や外科的治療が必要となった場合は、生体情報モニターでバイタルをリアルタイムで監視しながら処置を行います。必要に応じて十分な局所麻酔を効かせ、痛みを一切排除した状態で、出血を最小限に抑えながら迅速に手術を実施します。
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- STEP 5術後の徹底的な経過観察と予防管理
- 有病者の方は治療後のケアが非常に重要です。傷口が安全にふさがっているか、細菌の逆戻りがないかを高頻度でチェックします。その後は、再びお口の中に感染が広がらないよう、個別の定期予防メンテナンスプログラムへと移行します。
持病を持つ方が安心して受けるための歯科治療と内科連携
「高血圧や心臓病の持病があり、歯科の麻酔や治療で血圧が上がらないか心配」
「骨粗鬆症のお薬や、血液をサラサラにするお薬を飲んでいるが、抜歯をしても大丈夫だろうか」
「糖尿病を患っており、傷口の治りが悪く感染症を起こしやすいと聞いて不安」
高血圧、心臓病、糖尿病、脳血管障害、骨粗鬆症など、何らかの持病(基礎疾患)を抱えながら生活されている方は少なくありません。こうした持病がある状態で歯科治療、特に抜歯やインプラント、歯周外科治療といった観血的処置(出血を伴う処置)を行う場合、全身状態への影響を考慮した特別な配慮や管理が必要となります。
「持病があるから歯科治療を断られてしまった」「飲んでいるお薬のせいで抜歯ができないと言われた」と、お口のトラブルを我慢して放置してしまうと、虫歯や歯周病が悪化し、さらに基礎疾患に悪影響を及ぼすという悪循環に陥りかねません。
亀有駅から徒歩7分の西川クリニック歯科室は、同ビル1階に「西川クリニック(内科・循環器内科・消化器内科など)」を併設しており、1階の内科と迅速かつ緊密に連携をとれる体制(医科歯科連携)を整えています。全身の状態や服用中のお薬を医学的に正しく把握したうえで、安全性を優先した有病者歯科治療を提供しています。
有病者歯科とは:持病を持つ方に特別な配慮が必要な理由
有病者歯科とは、高血圧症、心臓疾患、糖尿病、脳卒中の既往、腎臓疾患、骨粗鬆症、喘息など、全身的な疾患を持つ患者様を対象とした歯科診療領域です。
一般の健康な方に対する歯科治療とは異なり、お口の中の局所的なアプローチだけでなく、「治療のストレスが心臓に負担を与えないか」「麻酔液に含まれる成分が血圧を上昇させないか」「服用しているお薬によって止血が困難にならないか」など、全身の状態に常に目を配りながら治療計画を立てる必要があります。
持病をお持ちの方が安全に歯科治療を受けるためには、以下の3つの要素をクリアにすることが不可欠です。
全身状態の正確な評価
現在の血圧、血糖値、臓器の機能、直近の検査データなどの把握
服用中のお薬の把握
抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)や、骨吸収抑制薬(骨を強くする薬)などの作用と副作用のコントロール
ストレスと痛みのコントロール
緊張や恐怖心による血圧急上昇(白色高血圧や神経性ショックなど)の防止
当院では、これらすべての要素において、エビデンス(科学的根拠)に基づいた安全なアプローチを実施しています。
歯科治療で特に注意が必要な5つの主要疾患と全身リスク
歯科治療において、特に配慮が必要となる代表的な持病とそのリスク、当院での対応策について詳しく解説します。
① 高血圧症・心臓疾患(虚血性心疾患・不整脈など)
歯科治療に対する緊張や恐怖、あるいは治療時の痛みは、交感神経を刺激してアドレナリンを分泌させ、血圧や心拍数を急激に上昇させます。
急激な血圧上昇は、狭心症や心筋梗塞、脳出血、脳梗塞といった重大なアクシデントを誘発する引き金になり得ます。
また、歯科用麻酔薬に含まれる血管収縮剤(アドレナリン)が心臓や血管に過剰な負担をかける場合もあります。
当院の対応
治療前に血圧や脈拍を測定し、必要に応じてアドレナリンの含有量が少ない、または含まれていない麻酔薬を選択します。
治療中は生体情報モニターを使用し、常に全身状態を監視しながら処置を進めます。
② 血液をサラサラにするお薬(抗凝固薬・抗血小板薬)の服用
脳梗塞の予防や心房細動、心臓弁膜症などの治療のために、ワーファリンやバイアスピリン、プラザキサといった「血液をサラサラにするお薬」を常用されている場合です。
抜歯や歯石除去などの観血的処置を行う際、出血が止まりにくくなる(易出血性)リスクが生じます。
かつては「歯科治療の前に休薬(薬を一時的にストップ)する」ことが一般的でしたが、現在では休薬による脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクのほうが極めて高いことが分かっています。
当院の対応
原則としてお薬は休薬せず、そのまま継続して治療を行います。
術後の確実な止血処置(止血用シーネの装着やコラーゲン止血剤の挿入、細密な縫合)を施すことで、お薬を中止することなく安全に抜歯等の処置を行うことが可能です。
③ 糖尿病
糖尿病の患者様は、高血糖状態が続くことで末梢血管がダメージを受け、血流が滞りやすくなっています。
白血球の機能が低下するため、免疫力が落ちて傷口が化膿しやすくなり(易感染性)、組織の修復力も低下しているため傷の治りが遅れます(創傷治癒不全)。
また、歯科治療時の強いストレスによりインスリンの働きが低下し、血糖値が急上昇することがあります。
当院の対応
直近の検査データ(特に過去1〜2ヶ月の血糖コントロール状態を示す「HbA1c」の数値)を確認します。
感染を予防するためのガイドラインに沿って、術前・術後に抗生物質を適正に処方し、痛みの少ない迅速な治療でお体に負荷をかけない工夫を凝らします。
④ 骨粗鬆症・がんの骨転移に対するお薬(ビスホスホネート製剤など)
骨粗鬆症の治療薬であるビスホスホネート(BP)製剤やデノスマブなどの「骨吸収抑制薬」を服用・注射されている場合です。
これらのお薬を使用している期間中に、抜歯やインプラント手術など顎の骨に達する治療を行うと、極めて稀に顎の骨が細菌感染を起こし、壊死(骨が腐る)してしまう「薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)」を引き起こすリスクがあります。
当院の対応
お薬の使用歴や投与経路(経口薬か注射薬か)を厳密に把握します。
骨に負担をかける観血的処置を行う場合は、事前にお口の徹底的な衛生管理(プロによるクリーニング)を行い、口腔内の細菌数を大幅に減少させてから安全な外科処置に臨みます。
⑤ 脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)の既往
脳卒中を起こした経験がある方は、再発の予防のため血圧管理や抗凝固療法の管理が極めて重要です。
治療ストレスによる急激な血圧変化が、脳血管の再破裂や閉塞のリスクを増加させます。
また、麻痺がある場合は、治療中の誤嚥(唾液や水分が肺に入る)にも厳重な警戒が必要です。
当院の対応
発症後の経過期間を把握し、脳外科の主治医の先生からのアドバイスのもと、治療時期を見極めます。
治療時は誤嚥を防ぐために診療台を完全に寝かせず、角度を調整して治療を行います。
同ビル1階「内科」との緊密な医科歯科連携:当院ならではの強み
有病者歯科治療を安全に行ううえで、最も重要となるのが「医科(内科など)との迅速かつ正確な情報共有」です。
西川クリニック歯科室の最大の特長は、同じビル(西川ビル)の1階にあります「西川クリニック(内科・循環器内科・消化器内科)」とダイレクトに連携が取れる点にあります。
リアルタイムでの全身状態・処方薬の照会
他院への情報提供書の作成やその返送を待つ数日間のタイムラグを挟むことなく、同一ビル内で迅速に対診(医科への照会)を行うことができます。「今、抜歯を行って安全な数値か」「服用しているお薬と歯科用麻酔薬の相互作用に問題はないか」を内科医師とオンタイムで共有できます。
休薬や投薬コントロールの安全な意思決定
血液をサラサラにするお薬や骨粗鬆症のお薬、糖尿病のお薬の調整が必要と判断される場合、内科主治医と歯科医師が直接協議し、患者様の全身にとって最もリスクの少ない投薬プランを決定します。
突発的な体調変化への迅速な救急対応
万が一、歯科治療中に血圧が異常値を示したり、気分が悪くなったりする体調変化が生じた場合、1階の内科クリニックとすぐに連携し、内科医師による適切な医学的診断・応急救護処置を受けられる体制が整っています。
検査データの活用による安全管理
直近の血液検査(血糖値、HbA1c、肝機能、腎機能、凝固系データなど)や心電図の検査結果をスムーズに共有することで、不必要な重複検査を避け、安全性を担保するためのエビデンスとして役立てます。
※他院(大学病院や近隣の総合病院、循環器クリニックなど)をかかりつけ医とされている患者様に対しても、当院から速やかに「診療情報提供書(対診状)」をお送りし、主治医の先生の同意と指示のもとで治療を進めますので、どのような医療機関におかかりの方でも安心して受診いただけます。
受診から治療完了までの安全なステップ
有病者歯科での治療は、患者様の安全を確保するため、慎重に確認を重ねて進行します。
まとめ:持病があるからと諦めず、医科歯科連携の当院へお気軽にご相談ください
高血圧や心臓病,糖尿病,骨粗鬆症,あるいは脳卒中後の投薬治療など、全身の持病を抱えていらっしゃる患者様は、「本当に歯の治療ができるだろうか」と大きな不安やストレスを感じていらっしゃることと思います。しかし、お口の健康は全身の健康を支えるベースであり、お口の感染を取り除くことこそが、持病の悪化を防ぐ最も有効なセルフディフェンスになります。
亀有駅徒歩7分の西川クリニック歯科室では、同ビル1階にある西川クリニック(内科)との緊密な医科歯科連携体制により、全身の状態やお薬の作用を内科医師とオンタイムで確認し、科学的かつ安全を最優先にした有病者歯科治療をご提案することができます。
「持病のせいで治療ができるか不安」
「抜歯を勧められたが持病のお薬が心配」
という患者様は、お薬手帳や直近の検査データを手元にご用意いただき、ぜひ一度当院へお気軽にお問い合わせ、ご相談ください。

