こどもの矯正歯科
「子どもの歯並びがガタガタしているけれど、いつ相談すればいいのだろう?」
「乳歯の受け口は、生え変われば自然に治るのだろうか」
「早くから矯正を始めることには、どのようなメリットがあるのか知りたい」
お子様の歯並びや噛み合わせに関して、周囲と比較して不安を抱く親御様は少なくありません。子どもの矯正治療(小児矯正)は、単に歯を綺麗に並べるだけでなく、顎の骨の正常な成長発育を促し、将来的に健やかなお口の環境を整えるための治療です。
亀有駅から徒歩7分の西川クリニック歯科室では、「矯正治療を専門に行う歯科医師が常勤」しており、お子様の成長段階に合わせた的確なアプローチを常に提供できる体制を整えています。
矯正治療を専門に行う歯科医師が「常勤」している安心感
多くの一般歯科医院では、矯正専門の歯科医師は「月に数回、外部から非常勤として診察に来る」という体制をとっています。
しかし当院では、矯正治療を専門に行う歯科医師が常勤スタッフとして毎日籍を置いています。
これはお子様の矯正治療を進める上で、親御様にとって非常に大きな安心感に直結します。
急なトラブル(装置の脱落や痛み)にいつでも即日対応できる
子どもの矯正治療中、活発に動いたり硬いものを食べたりした拍子に、「装置が外れてしまった」「ワイヤーが唇に刺さって痛い」といった急なトラブルが発生することがあります。
非常勤の場合は次の矯正診療日まで何週間も待たなければならず、その間治療がストップしたりお子様が痛みを我慢したりする必要があります。
当院では、ご連絡をいただければ、その日のうちに専門医が対応して調整・修復を行うことが可能です。
毎日の診療で一貫した高水準なチェックと指導が受けられる
月に数回の診療日を狙って予約を取る必要がないため、学校行事や習い事、ご家族の予定に合わせて無理のない通院スケジュールを組むことができます。
また、毎回の通院時に同じ専門医が一貫してお口の発育状態を細かくチェックするため、わずかな変化や成長のズレも見逃さず、常に最適なアプローチを維持できます。
子どもの矯正を相談する最適な時期
親御様から最も多くいただくご質問の一つが、「何歳になったら歯医者に相談すればいいのか」という時期に関するものです。 お口の状態によって推奨される時期は異なりますが、当院では以下の基準を目安としています。
一般的な相談時期の目安:4歳〜5歳頃
乳歯列(子どもの歯)が完成するのは一般的に3歳頃です。
そのため、歯並びの乱れや噛み合わせの違和感に気づき始めるのもこの時期以降となります。
しかし、3歳のお子様の場合は、矯正装置を口の中に入れたり、指示通りに着用し続けたりすることが難しいケースが多く見られます。
そのため、ある程度医師の指示や親御様の説明を理解し、お口へのアプローチを受け入れやすくなる「4歳〜5歳頃」が、本格的な相談・検査を始める適齢期となります。
当院では矯正専門 of 歯科医師が常勤しておりますので、タイミングを逃さず、最適なお口の状況でいつでも相談を承ることができます。
受け口(反対咬合)の場合は3歳からの意識が必要
上の歯よりも下の歯が前に出ている「受け口(反対咬合)」は、放置すると上あごの成長を下あごがロックしてしまい、上あごの発育が阻害される原因になります。
そのため、受け口の兆候が見られる場合は、3歳以降の乳歯列完成の段階から意識を持っておくことが重要です。
実際の装置装着は4歳〜5歳頃からスタートすることが多いですが、早期に一度専門医のチェックを受けることを推奨します。
遺伝性・骨格性の受け口におけるアプローチ
「両親や祖父母が受け口ので、子どもも遺伝するのではないか」と心配されるケースは非常に多く存在します。
骨格的な特徴が遺伝している場合、最終的な根本治療(ワイヤー矯正や、場合によっては成人後の外科手術など)は中学生や高校生以降になることがあります。
「それなら、中学生になるまで何もしなくていいのではないか?」と思われるかもしれませんが、それは推奨されません。
遺伝的な要素が強い場合でも、幼少期からあごの成長バランスを整える初期治療を行っておくことで、「将来的な症状を軽症で済ませる」「成人後の外科手術の可能性を下げる」「治療全体の難易度を下げる」という大きなメリットが得られます。
放置するのではなく、早期からの計画的な管理が必要です。
歯並び悪化の真犯人?「舌の癖」と口腔筋機能療法(MFT)
歯並びが悪くなる原因は、遺伝だけではありません。日頃の何気ない「お口の癖」が、歯並びやあごの形を大きく歪めてしまうことがあります。
口呼吸をしている(いつも口がぽかんと開いている)
指しゃぶりや爪噛みの癖が抜けない
ものを飲み込むときに、舌を前に突き出して歯を押している
クイズや読書をしているときに下唇を噛む
これらはすべて、歯並びを悪化させる原因となります。
舌低位(ぜっていい)のリスク
本来、リラックスしているときの舌の正しい位置は、上あごの天井(スポットと呼ばれる位置)にピタッと密着している状態です。
しかし、口呼吸の習慣があるお子様などは、舌が下あごの低い位置に落ち込んでしまう「舌低位」という状態に陥りやすくなります。
舌が上あごを内側から押し広げないと、上あごの横幅が狭くなり、歯が並ぶスペースが失われてガタガタの歯並び(叢生)になります。また、下がった舌が下の前歯を内側から押し続けることで、受け口を助長させる原因にもなります。
口腔筋機能療法(MFT)の重要性
当院では、装置を使って物理的に歯やあごを動かすだけでなく、お口のまわりの筋肉(唇、頬、舌)のバランスを整えるトレーニングである「口腔筋機能療法(MFT)」を重視しています。
筋肉のバランスが悪いまま装置で歯を綺麗に並べても、治療終了後に筋肉の癖(舌で歯を押すなど)によって歯並びが元に戻る(後戻り)リスクが高くなります。常勤の矯正歯科医とスタッフがMFTを直接指導・サポートすることで、正しい呼吸・正しい飲み込み方を確実に身につけ、装置の効果を最大限に引き出すとともに、生涯にわたって崩れにくい安定した歯並びの基盤を作ります。
西川クリニック歯科室の子ども矯正治療法
当院では、お子様一人ひとりのお口の骨格や年齢に合わせて、複数の装置を厳選して使用しています。
【診断】セファロ(頭部規格写真)による精密分析
治療を開始する前に、必ず「セファロ」と呼ばれる世界基準の頭部規格エックス線写真を撮影します。
一般的なレントゲンが歯や部分的なあごの骨を映すのに対し、セファロは「頭部全体に対するあごの位置、傾き、歯の生えている角度」をミリ単位で正確に規格撮影できる装置です。
「骨格のズレ」か「歯の傾き」かを正確に見極める
出っ歯や受け口の原因が、あごの骨そのものの大きさのアンバランスによるものか、それとも歯が単に傾いて生えているだけなのかを客観的数値で診断できます。これにより、的確で無駄のない治療計画を立てられます。
成長予測と治療経過の比較ができる
同じ規格で期間をあけて撮影できるため、お子様のあごが現在どのように成長しているか、装置によってどう変化したかを視覚的に確認・比較できます。
【装置】プレオルソ(マウスピース型矯正装置)
主に5歳〜10歳頃の、乳歯と永久歯が混ざり合う時期に使用する、柔らかいポリウレタン素材のマウスピース型装置です。
歯を針金で直接引っ張って動かすのではなく、口に入れることで「健康な口のまわりの筋肉の動き」を促し、その筋肉の力によって間接的に歯並びとあごの成長を正しい方向へ導く装置です。
同時に、口呼吸から鼻呼吸への改善を促す構造になっています。
日中1時間と就寝時のみの着用で効果を発揮
学校へ着けていく必要が一切ないため、お友達の目を気にする必要がなく、紛失や破損のリスクも低く抑えられます。
痛みが少なく、取り外してしっかり歯磨きができる
柔らかい素材でできているため、ワイヤー矯正のような刺さる痛みがありません。
取り外し可能なため、普段通りに歯磨きができ、虫歯リスクを高めません。
【装置】ムーシールド(初期受け口治療装置)
主に3歳〜5歳頃の乳歯列期のお子様の「受け口(反対咬合)」を改善するために設計された、既製のマウスピース型装置です。
就寝中に口の中に装着することで、異常に緊張している上唇の筋肉をブロックし、下がってしまっている舌の位置を上方に持ち上げる誘導を行います。
これにより、下あごの過度な成長を抑え、上あごの適切な前方成長を促して反対咬合を改善します。
就寝時のみの装着で負担が少ない
小さなお子様でも、寝ている間だけでよいため日常生活に支障をきたしません。
早期に対策を行うことで、骨格が受け口の形で固定化されるのを未然に防ぎます。
将来の本格的な矯正を回避・軽症化できる可能性が高まる
幼児期にムーシールドで噛み合わせを正常に戻しておくことで、永久歯への生え変わりの際に自然と正しい位置に誘導されやすくなり、将来の複雑な矯正治療の手間や費用を抑えることにつながります。
【装置】拡大床(かくだいしょう)
取り外しができるプラスチック製のプレートに、ネジ(拡大ネジ)が組み込まれた装置です。
主に混合歯列期(小学生頃)に使用します。一定の周期でネジを回すことで、装置の幅を少しずつ広げ、その圧力を利用して歯が生える土台となる「あごの骨の幅(歯槽骨弓)」をゆっくりと横に押し広げていく装置です。
永久歯を抜かずに並べるスペースを確保できる
あごの横幅が広がることで、これから生えてくる大きな永久歯が重ならずに綺麗に収まるスペースを自らの骨格内に作ることができます。
将来の抜歯リスクを下げる有効な手段です。
食事や歯磨きの時は外せるため衛生的
固定式の装置と異なり、食事の時は外して美味しくご飯を食べることができ、装置も丸洗いできるためお口の中を常に清潔に保ちやすいメリットがあります。
子どもの矯正にかかる費用一覧
当院では、費用の透明性を大切にし、事前に総額の目安がイメージできるよう明確な料金設定を行っています。
項目・治療内容 |
費用(税込) |
治療の役割とメリット |
|---|---|---|
初診相談 |
無料 |
お子様のお口の状態を拝見し、治療の必要性や適切な時期のアドバイスを無料で行います。 |
検査・診断料 |
40,000円 |
セファロ撮影、レントゲン、写真撮影、模型作製など、精密な診断のための検査です。 |
調節料(来院時) |
3,000~5,000円 |
毎回の装置の調整、ネジの進行チェック、MFT(筋肉トレーニング)の指導管理費用です。 |
混合歯列期の矯正(第1期) |
320,000円 |
プレオルソや拡大床などを用いた、あごの成長誘導・スペース確保の基本治療費です。 |
ムーシールドによる矯正 |
90,000円 |
幼児期の初期受け口(反対咬合)に特化した早期改善のための装置費用です。 |
マルチブラケット矯正(第2期) |
540,000円 |
永久歯列完成後のワイヤーによる本格的な全体矯正治療費です。 |
審美ブラケット&ワイヤー矯正 |
650,000円 |
第2期治療において、白く目立ちにくい装置とワイヤーを使用する場合の費用です。 |
※第1期治療から継続して第2期治療へ進む場合は、差額でのご案内など負担を抑える調整を行っております。 詳細な見積もりは診断時に書面にて提示いたします。
まとめ:まずは「初診無料相談」でお子様の未来の笑顔を守りましょう
子どもの矯正歯科における最大のメリットは、「自然な成長の力を借りて、お身体に大きな負担をかけることなく理想的な骨格と歯並びを作っていけること」にあります。
大人になってから「歯並びを治したい」と思っても、あごの骨を広げることはできず、抜歯が必要になったり、高額な費用と長い期間がかかったりするケースが少なくありません。子どものうちに土台を整えておくことは、親御様からお子様へ贈ることができる、生涯にわたる健康の財産とも言えます。
「まだ乳歯だから様子を見よう」「もう少し大きくなってからでいいか」と自己判断せず、少しでも気になる点があれば、まずは当院の「初診無料相談」をご活用ください。

